ハナモミジ

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【コラム】小森妙華のあたまの中 vol.1

アトリエ華もみじ代表、小森妙華。

創業以来小森は華もみじを少しずつその手で創り上げてきた。
「あ、いいこと思いついた!」と言っては、こんなことどうだろうとスタッフに投げかけ、舵をきる。

華もみじスタッフである私自身はそんな小森の姿を見て、「妙華さんって、いつも何考えているんだろう?」と思うこともしばしば。
一度あたまの中を覗いてみたい…

そんなことで生まれたこの企画。

小森妙華のあたまの中

覗かせていただこう!

 


 

梅雨入りを目の前にした5月下旬。
スタッフのうがじんとともに、新居が完成するまでの仮住まいというご自宅の中を覗かせてもらいながら、“経営者 小森妙華” のあたまの中を覗かせてもらった。

 

ゼロになってもいい覚悟

ーー (よっしー)この1年、結婚やお引っ越しなど変化が大きい年だったのでは?

「動き出したんだよね。たぶん、決められていたんだよ。神様かなにかに操縦されていて(秋田緑花農園代表/華もみじ副社長 秋田茂良さんと)結婚することも、一緒になってやるってことも。あぁ、ついに来たかと。幸せとかじゃないの。神様が「やりなさい!やるんでしょ?」って。」


▲絵になる飼い猫、まめぞう

「だからもう振り返れなくなったの。不安がれないの。行かないと!って感じよ。
例えば、富士山の樹海に入ってやり遂げなきゃいけないことがあると。地図もない、怖い、死んじゃうかも。でもここにいても死んじゃうから、とにかくこれをなんとかしなきゃと。」

ーー (うがじん)突き進むしかないんですね。

「もうやるしかない状態よね。自分に暗示をかけて「きっと大丈夫」って。
それに必要なのがひとつ、覚悟が必要で。ゼロになってもいいっていう覚悟を持っておくと気が楽で。全部失ってもいいやって思うわけ。だから華もみじが潰れちゃっても、またゼロからやればいい。最初やったようにゼロからやればいいし。」

「例えば、よっしーとうがちゃんをなんとか養わなきゃ!って思うとキツイわけ。それはあるんだけど、そこを不安に思うんじゃなくて、最悪ゼロになってもまたなんとかやればいいじゃん!っていう覚悟があれば。お金も全部なくなってもいいしって決めてしまうとちょっと楽よね。

それがないと進めないんだよね。執着があると、今のこの暮らしを維持したいとか思ったらだめよ。最悪これ売ろうとか。そういう感じ。」

ーー (よっしー)そう思えるのは過去にどん底を経験しているから?

「そう、経験してるからよね。あの頃はあの頃でお金ないし、何も技術もなくて苦しかったけど、でも這い上がってるんだよね。だから今があるわけでしょ。最悪そこにいても這い上がればいいし、あの時とは違うわけよ。」

「もう知恵と経験があるから、あの時よりはうまくいく。ゼロじゃないから。だからお金とか場所がなくなっても、全くゼロじゃないからまた花を買って売ればいいみたいなのはあると。」

 

あの頃はお金がないし技術もなくて苦しかったけど、這い上がった。だから今がある。
最悪そこにいても這い上がればいいし、あの時とは違う。知恵と経験があるから。

 


 

社内の人間からすると、コロコロと変わる豊かな表情のなかに経営者の顔をたびたび垣間見ることはあるけれど、改めて言葉として聞くと刺さるものがある。

小森妙華のあたまの中を覗かせてもらうことが、皆さんにもっと華もみじを知っていただけるきっかけになったらと思う。
妙華さんがどう感じてるかわからないけれど(笑)、これからちょこちょこと発信させてもらおう。

ということで、次回もお楽しみに♪

(つうしん部 よっしー)

 

【コラム】小森妙華のあたまの中 vol.2

2022.07.26

よっしー yoshi


ハナモミジ / 編集・オンラインショップ【好きな食べ物】いちご、モンブラン、韓国料理【趣味】BTS
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