ハナモミジ

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二十四節気と花のある暮らし「立夏」

 

二十四節気と花のある自然で美しいくらし

季節も変化し循環を繰り返すように、植物も動物も人間も変化の中で生きています。
空や大地、木々の変化を示した二十四節気を元に、花のある自然で美しい暮らしのヒントを伝えていきます。

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陽がやわらかくなってきて、休日の朝の散歩が日課になりました。

新緑の青葉がさわさわと風にゆらめいて
チュインチュインと鳴くのはなに鳥だろう
刈りたての芝の青くさい匂いがどこか懐かしい

少しずつ鋭くなってきた感知レーダーが夏の気配を察知して、足取りもいくらか軽くなったように感じます。

二十四節気では「立夏」。季節は春から夏へ移り変わります。

華もみじの店頭や農園では、この時季たくさんのゼラニウムが彩りを添えています。

ゼラニウムといえば、代表小森にとって何より思い入れのある植物であるそうで。高校生の頃はじめて見たイングリッシュガーデンの本。開くと目に飛び込んできたのは、イギリスの家々の窓辺を彩る色鮮やかなゼラニウム。暮らしに花を取り入れたその美しさに心を奪われ、園芸の道を志すことに決めたと言います。

かつては古風な印象を持たれがちだったゼラニウムも、今や身近な存在に。ゼラニウムを窓辺に飾って、夏の青空とのコントラストを楽しんでみてはいかがですか。

 

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はな暦
【ゼラニウム】

南アフリカ原産でペラルゴニウム属のゼラニウム。和名は天竺葵(てんじくあおい)と言います。四季咲き性で、お花が少なくなる夏に向けてお庭やベランダを華やかに彩ってくれます。秋田緑花農園のゼラニウムはとても丈夫なので、次々とお花をつけくれますよ。葉っぱは少し厚めで、色や模様、形にさまざまな種類があるので、お花がない時期でも楽しめます。

ゼラニウムは、日当たりが良く、風通しや水はけの良い場所を好みます。高温多湿に弱いので、真夏や梅雨の時期など長雨の時は、室内や軒先に入れ、地植えの場合は切り戻しをすると良いでしょう。寒さには強くありませんが、凍結や霜に気をつければ地植えでも冬越しが可能です。鉢植えの場合は、冬場も日差しがある室内で育てると安心です。そのため、鉢植えの方が管理しやすいのでおすすめです。

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ゼラニウムの
はなあしらい


実はゼラニウムは明るい窓辺の室内に置けます。花びらに水がかからないので花が長持ちし、綺麗な花を次々と咲かせてくれます。


大きなお花は大きな器に寄せ植えすると豪華で圧巻の美しさ。ゼラニウムは今も昔も人々に愛される、身近なお花。

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七十二侯の植物
〜ゼラニウムを引き立てる名脇役たち〜

七十二候(しちじゅうにこう)は二十四節気のひとつひとつをさらに3つに区分し、季節の風物を表現した言葉です。その季節にちなんだ農園の植物をご紹介します。

 

蛙始鳴(かわずはじめてなく)【5月5日~5月9日頃】
春先に冬眠から目醒めた蛙がようやく野原や田んぼで鳴きはじめ、元気に動き出します。

アガスターシェ
小さな蕾から咲く薄紫やピンク色のお花が可愛らしいアガスターシェ。暑さにも強く、初夏〜秋ごろまで長く楽しめます。葉っぱを触ると、少しハーブのような香りがして爽やかです。

 

蚯蚓出(みみずいずる)【5月10日~5月14日頃】
他の生き物に一歩遅れて、土中で冬眠していたミミズが目覚めます。

リリオペ
和名のヤブラン(薮蘭)が馴染み深い常緑の多年草で、日なたから日陰まで幅広い環境で丈夫に育ちます。グリーンやホワイトのシュッとした細長い葉っぱが涼しげで、夏の終わりに咲く薄紫色のお花が凛とした雰囲気です。

 

竹笋生(たけのこしょうず)【5月15日~5月20日頃】
5月の後半、タケノコが土からひょっこり顔を出す時期。実はタケノコの種類によって収穫時期が異なるようで、日本原産の真竹は5月下旬から旬となります。

斑入りノブドウ
明るい緑色の葉っぱに、ピンク色が入ったクリーム色の斑入り模様が美しく、グリーンが多い季節に動きと華やかさを出してくれます。

 

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2023.05.04

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