ハナモミジ

ハナモミジ

エシカルな取り組み
take action for ethical

〜より良い環境や社会のために〜
リユースバスケットと残土を活用した取り組みを進めていきます。

 

私たちにできること

私たちはこれまで、売れ残ったブリコラージュフラワーのバスケットや展示用として一度使用した鉢、そして制作した際に発生した残土の活用法を模索してきました。一人ひとりの行動が地球環境や社会、人に与える影響について改めて見直されている昨今において、私たちにできることはなんだろうか。

本来私たちの仕事は花を生産して売ることではなく、暮らしを豊かに彩り人々の心を華やかに癒すことを大切にしています。だからこそ今後はより「エシカル」な考え方で、積極的にバスケットや鉢のリサイクル、そして残土を活用する取り組みを進めていきます。小さなことから一歩ずつ。植物を育てる楽しみをお伝えしながら続けていきます。

 

シンプルな寄せ植えを楽しむ

リサイクルのアラログバスケットや鉢に、再生残土を使用して植物の根鉢を崩さずそのまま植えたエシカルな商品。
シンプルだけどインパクトがあって、作業や管理も楽ちんです。土に植えることで植物の成長が進み、大きく豪華に仕立てることができます。植物を育てる楽しみが味わえるのもまた魅力です。

【華もみじのエシカルな商品】

 


 

アラログバスケットの再利用

一般的な園芸用のバスケットには柳を使用したバスケットが多いのですが、アラログバスケットは水に濡れても陽に当たっても痛みにくく繰り返し使えることから、華もみじではアラログバスケットをブリコラージュフラワーの植え込み用として積極的に使用しています。

アラログとはラタン(藤)のひとつの品種で、ラタンの皮を残したままの皮付きラタンを指します。アラログは水辺に育つため耐水性があり、朽ちにくいのが特徴です。

長く使えるバスケットは植物を長期的に育てる目的にぴったり。そこでリユースバスケットに植物を単体で植えて育てていく取り組みに至りました。アラログバスケットは植物との相性も良く、見た目においてもよく馴染むため、植物を単体で植えても素敵なひとカゴに仕上がります。きっと愛着を持ちながら育てる楽しみを味わっていただけるでしょう。

 

 

残土の再利用

再生残土の山の上に植えられたコキアの親株さん

秋田緑花農園では使い終わったポットの残土を再生、再利用するリユースソイルの実験を進めています。生産で廃棄するポットや、寄せ植えで使った後の残土をまた生産で活用できないかという取り組みです。

残土には農薬や殺虫剤などいろいろなものが混ざっていますが、半年ほど山にして置いておくと生分解されなくなってきます。そこにベラボンなどを混ぜることで成分を調整し「再生残土」として再び使える土にすることができます。

まだまだ実験段階なのですが、再生された残土の上に「親株」というポップをつけられたまあるいコキアの苗が植えてありました。山の上にポコポコ木が植わっているようでとっても可愛らしい風景です。

 

 

九州農家からの仕入れ

環境や社会に配慮した取り組みは、器のリユースや再生残土の活用に留まりません。
アトリエ華もみじ福岡本店を例に挙げると、福岡本店では九州エリアの生産者さんとの繋がりを大事にし仕入れを行っています。そうすることで生産地からの輸送距離が短く済むため、飛行機や船での運搬にともなうCO2の削減につながります。また地元の生産者を応援でき、地域経済の活性化にもつながります。

生産者訪問@鬼木園芸さん

生産者訪問@山内園芸さん

 

 

Q.ベラボンではなく土に植える理由

リユースバスケット、鉢への植え込みには再生された土を使います。理由としては、植物が大きく育つには土が適しているから。

ブリコラージュフラワーにはベラボンを使用しますが、その理由は、ブリコラージュフラワーは植える際に根鉢を崩して植えるため、植物は土の上にある葉を大きくしたり花を咲かせるよりもまずは根を張らそうとします。根を張らすには土よりもベラボンの方が根張りが良いため、ブリコラージュフラワーとの相性はとても良いのです。

一方で、ベラボンは土に比べて肥料もちがやや良くないため、植物を大きく育てていくには栄養素が含まれている土がおすすめです。

 

Q.購入できる場所

オンラインショップのほか、アトリエ華もみじ福岡本店、東京店にてご購入いただけます。

 

Q.エシカルな取り組みとは

環境や社会、人に配慮した取り組みのこと、またその商品のことを指します。エシカルとは「倫理的な」という意味であり、多くの人たちが倫理的な行動を意識的に行っていく取り組みです。

私たちはさまざまな社会課題に直面しています。中でも「ゴミ問題」は深刻です。
近年、ゴミ問題を解決する「ゼロ・ウェイスト」という考え方が広がりつつあり、使えるものは何度でも繰り返し使う「Reuse(リユース)」のほか、ゴミの発生を抑制する「Reduce(リデュース)」の取り組みもはじまっています。

エシカルに生きることは、人や地球環境、生き物にとって、本当の意味で豊かな暮らしを作っていくプロセスです。はじめから完璧にやろうとする必要はなく、できることからはじめていくことが大事だと考えています。

【華もみじのエシカルな商品】

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紙袋のリユースプロジェクト『ナイスパス』への参加も行っています。
アトリエ華もみじ各店舗にてご購入の際は、ぜひ『ナイスパス』のご利用をお願いいたします。

 

華もみじが取り組むSDGs

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