『ラナンキュラス・ラックス物語』vol.2
〜ラックスブリコラージュフラワー作品集〜

前回の「ラナンキュラス・ラックスシリーズ」誕生秘話に続き、今回はラックスを使ったブリコラージュフラワーをご紹介していきます。
名前を知ると愛着がわく
現在ラックスには20以上の品種がありますが、一重から半八重咲きまでさまざまで花色も豊富です。またその名は神話好きな「綾園芸」の草野さんが、ギリシャ神話や古代地名から採って名付けたとか…
ブリコラージュフラワーとあわせて、ぜひユニークな名前にも注目してみてくださいね。
「アリアドネ」と「グレーシス」のバスケットブリコラージュ

真っ白な八重咲きラナンキュラスが堂々と舞台中央に立っている中、袖の方で控えめにしている様子のラックス。少女のようなキュートな姿が魅力の「アリアドネ」、そして純白のドレスを身にまとった「グレーシス」。
従来のラナンキュラスと新種のラックス、まさに新旧の美の共演といえそう。
「ニノス」と「グレーシス」のバスケットブリコラージュ

スレンダーで清らかな印象のラックス「ニノス」と「グレーシス」
プリムラジュリアン菜々ちゃんとイベリスの群衆がラックスの魅力をより一層際立てます。白と黄色系のお花の華やかなブリコラージュフラワーになりました。
「アウラ」と「アリアドネ」のバスケットブリコラージュ

この寒い季節のガーデニングの定番種ビオラをふんだんに使った作品。濃い紫色のアネモネがこっそり顔を出し全体的に落ち着いたトーンの足元と対称的に、淡いピンクが光り輝くラックス「アウラ」と「アリアドネ」。
つぼみが花開いた様子も見てみたいなぁと楽しみになる作品です。
「サティロス」のバスケットブリコラージュ

アンティーク調の色合いが目を引く「サティロス」
花びらはもちろんのこと、モリモリと生い茂った葉もとっても魅力的。
一度会ったら忘れない。そんな存在感が漂います。
「ティーバ」のバスケットブリコラージュ

葡萄のような深くて淡い紫色の「ティーバ」
シックで大人な雰囲気にこんもりとグリーンやブラキカムをプラスして、まるで野原のような世界観を作り上げました。
春らしくとっても爽やか。個人的にはこの作品がささります!
咲き始めから咲き終わりまで、ラックスはさまざまな表情を見せてくれます。
色濃く花開いたラックスも咲きすすむにつれて色味を変え、満開を過ぎる頃には花びらがウネッと波たち、より艶めきを放ちます。ピカピカした花びらが太陽の光で輝く姿は何者にも代えがたいです。
ラックスにはまだまだご紹介しきれない魅力がたくさんあるので、ブリコラージュフラワーとともにぜひその魅力を味わってくださいね。
(つうしん部 よっしー)
秋田緑花農園から『ラックスのブリコラージュフラワー』ライブ配信!(2021.1.23配信分)